2017年7月22日

ポイントカードは持たない派

ポイントカードだらけ

「当店のポイントカードはお持ちですか?」
「いいえ」
「今すぐ作れますがいかがなさいますか?」
「結構です」

ポイントカードほどめんどいものはないと思う。
計算してみれば大して割引にならないのに、
忘れた時の精神的ダメージが大きい。

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・店ごとに独自のポイントカードがある
・いちいち財布のスペースがとられる
・あまり利用しないところだと、ポイントが使える閾値までそもそも到達しない
・「あと3回で500円の割引」と釣られ、行く予定もないのに行ってしまったりして、自分の行動パターンがたかがのポイントに変えられるのが悔しい

などなどの理由でポイントカードは持たなくなった。


逆にどうすれば消費者に好まれるのか、少し考えてみた。

イギリスのブリストルで一つのカフェに行った時のことを思い出した。
Friska The Eyeという店ではスマホアプリ(ロイヤリティアプリという)を出していて、ダウンロードすれば支払い、ポイント、新着情報などが全てそのアプリを通して完結する仕組みだ。

プリペイド式だけど、一回切りで後の支払いが楽になるし、物理的にスペース取らないし、キャンペンコードで一杯コーヒーを無料など、消費者としては確かに利便性の高いものだ。

店側でも新商品をアプリを通して宣伝できるし、混雑時スムーズに会計ができて少しは楽になる。

もし、行きつけのカフェにこういうのができたら、紙のポイントカードよりかはいいかなと思った。


ただ全部の店がまた独自のアプリを開発するのもコストがかかるし、消費者のスマホのスペースが取られるのもな・・ヴァーチャルとは言え、「ポイントアプリ」で携帯を充満するのもまた原点の問題に戻ってしまう。

そしたらやはり何か「共通のインターフェース」が必要になってくるかも。技術は既に揃っているけど、後は「普及力」が追いついてくるかどうかが鍵になると思う。AppleとGoogleの巨人達の影響力と実行力でこの辺は変わるだろうか?

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Qihuan Piao

朴 起煥

東京で働いている「外人歴」9年のソフトウェア「ライター」。いつの間にか納豆が食えるようになり、これで日本に慣れきったと思いきやまだまだ驚きが続いてる。読んだり書いたりするのが好きで、自身の経験や本から得た「何か」をここに書き出してる。最近古本屋にハマってる。

他にも英語中国語で書いてます、よろしければチェックしてみてください。