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本:屍人荘の殺人ーゾッとするほど美しく、魅力的なもの

屍人荘の殺人

何回も本屋で見かけ、一回読んでみたらドハマった。魔力があるように。

全体的に、とても「現代」の感じが漂う作品だと思う。時代背景も、スタイルも、キャラクターの言葉遣いも。今まで「本格ミステリ」って言ったらパソコンすら復旧していない、「過去」の設定のイメージが多く、小説自体の面白さに影響はないけど、「今」ではないのが多少は距離感を感じてしまう。本作がその「穴」をほどよく埋めてくれて、なおかつ新しい流行りの要素をモリモリ取り入れたのが、読者としてありがたい。

本の序文では受賞の言葉が載せられ、心に響く:「自分の想像で誰かを楽しませたい。その原点を忘れず、これからも邁進したいと思います。——今村昌弘」 そして、ミステリ固有の多数の登場人物を一瞬にして覚えやすくする巧技も、著者の親切心を感じられる。

これから読む方のために、ネタバレを避け、細かく語れないのがもどかしい。これだけはぜひ体感してほしい、というところをあげるとしたら…

「人は〇〇に対してそれぞれのエゴや心象を投影する」。その〇〇と対峙するとき、自分はどう映っているのだろうか、なんとなく、その妄想に耽る。

Qihuan Piao

朴 起煥

中国育ち、東京暮らし。読んだり書いたり、時には考え込んだり。親になってから5年ほど、ブログ(とその他もろもろ)は完全停止していたけど、気づけばまた書いている。ここにはそんな寄り道の記録を書いています。結論が出ない話も多いけど、それもまたよし。

その頃、英語で書いたもの

Two ways to say “the future” in Chinese: the future that will come (将来) and the future that hasn’t come (未来)

2018年4月23日

その頃、中国語で書いたもの

为什么亲戚们聚会谈话都如此无聊?

2018年4月24日