2009年11月25日

CTO:技術者にとっての社長

@ITよりこんな意味深い記事を読みました。

自分にぴったりだと思うので、一部抜粋して引用させていただきます。

技術者は技術に専念。ただ、ビジネスにも興味は持て - @IT自分戦略研究所

所感

私もビジネスにあまり興味がなく、プログラミングが好きです。そして、決してプログラミングの天才じゃないこともわかってます。そう、天才ではないけど、努力はできる、そのほうが自分に向いてると思います。


CTOは格好いい、そして常に論理的に物事を考えそれを行動とコードに移す、一人前の魅力的な人類だと考えています。私は技術に特化していきます。

技術者にとっての社長

わたしは、CTOは「技術者にとっての社長」になるべきではないかと思っています。技術者とは、根本のところではビジネスに興味が持てない生き物だと思っています。わたし自身がそうですから。究極的には、ビジネスがどう、経営的にどうという部分よりも、問題があって、技術的にどう解決するか、という方が好きなんです。でも、社長はそうではいけない。社長はビジネスのことを24時間、考えている。そうなると、技術者は社長に、根本のところで付いていけなくなってしまう。上層部がみんなビジネスのことしか考えていなかったら、技術者は付いてきません。そういう意味で、CTOが「技術者にとっての社長」としての役割を果たすべきなのです。

特化

技術者は自分にとって最適な仕事を見つけるべきです。よく、プログラマからシステムエンジニアになって、そのあとプロジェクトマネージャになって……というキャリアパスが示されますが、わたしはそういう考え方は嫌いです。だって、プログラマとプロジェクトマネージャって、全然違う仕事ですよ。プログラマは機械相手、プロジェクトマネージャは人間相手で、そもそも向く方向すら違う。適性だって異なります。向いている方に専念した方がいい。これは私見ですが、プログラマとしての才能がある人がプロジェクトマネージャをやると、「プログラマの才能がマイナスに働く」ことすらあると思います。プロジェクトマネージャは大局からものを見なければいけないのだけれど、プログラマとしての才能にあふれている人は、細かい部分を見てしまいがちです。やはり、どちらかに特化した方がいい。

 「餅は餅屋」です。プログラマなりプロジェクトマネージャなり、自分に向いている部分に特化した方がいい。ましてや、技術者にビジネスセンスを求めるなんて馬鹿げています。

Share on Twitter Share the post
Qihuan Piao

朴 起煥

東京で働いている「外人歴」9年のソフトウェア「ライター」。いつの間にか納豆が食えるようになり、これで日本に慣れきったと思いきやまだまだ驚きが続いてる。読んだり書いたりするのが好きで、自身の経験や本から得た「何か」をここに書き出してる。最近古本屋にハマってる。

他にも英語中国語で書いてます、よろしければチェックしてみてください。