SmartyをMac XAMPP環境にインストール
Smartyのインストールはphp.iniにインクルードパスを書く方法と書かない方法があります。ここではphpのインクルードパスに書く方法を紹介します。
1 Smartyをダウンロード
http://www.smarty.net/download.phpからダウンロードします。今回は3.0rc3にしました。
2 ファイルの解凍
できたフォルダ名はSmarty-3.0rc3で、それをsmartyにリネームして、/Applications/XAMPP/xamppfiles/lib/phpに移動します。こうするのはここがXAMPPの場合のinclude_pathになるからです。
3 php.iniを変更して、smartyを読み込ませる
php.ini中のinclude_pathに".:/Applications/XAMPP/xamppfiles/lib/php/smarty/libs"の記述を追加します。
できたイメージはこうなります。
include_path=".:/Applications/XAMPP/xamppfiles/lib/php:/Applications/XAMPP/xamppfiles/lib/php/pear.:/Applications/XAMPP/xamppfiles/lib/php/smarty/libs"
4 smartyが必要なフォルダを作成します。
smartyは四つのフォルダが必要です:
- templates
- templates_c
- cache
- config
templates_cとcacheフォルダには適切な書き込み権限を付与しなければなりません。
場所は任意のはずです。ここではこんな形にしました。htdocsはXAMPPのウェブルートフォルダです。
- /Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/smarty/templates
- /Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/smarty/config
- /Users/zolo/Develop/smarty/templates_c
- /Users/zolo/Develop/smarty/cache
5 smartyテンプレートを作成
上記templatesフォルダにsmarty.tplというファイルを作成します。
<html>
<body>
Hello, {$name}!
</body>
</html>
6 テンプレートに値をセットするphpファイルを作成
/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/にsmarty.phpというファイルを作成します。
<?php
// load Smarty library
require('Smarty.class.php');
$smarty = new Smarty;
$smarty->template_dir = '/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/smarty/templates';
$smarty->config_dir = ' /Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs/smarty/config';
$smarty->cache_dir = '/Users/zolo/Develop/smarty/cache';
$smarty->compile_dir = '/Users/zolo/Develop/smarty/templates_c';
$smarty->assign('name','kinopyo!');
$smarty->display('smarty.tpl');
?>
7 動作確認
php.iniを編集したため、まずはapacheを再起動します。
そしてhttp://127.0.0.1/smarty.phpにアクセスしてエラーがなければOKです。